おもちゃ買わない家庭の子育て!5つの効果と実践&キャラクター対応

おもちゃ買わない子育て 子育て

「子どもに”おもちゃ欲しい”っていわれて、買うか買わないか迷う」

「家におもちゃが多くて、片付けが大変。もう、おもちゃ買いたくない」

「子どもに、おもちゃを買うのを我慢させたけど、それでよかったのかな」

誕生日でもない日に、おもちゃを買いたくないけれど、子どもがぐずったら買ってしまうこともありますよね。

結局すぐ飽きて、使っていないおもちゃがいっぱいありますよね。

おもちゃを買わない子育てをしたいけれど、本当にそれで良いのか、選択に迷うこともありますよね。

カハリー
カハリー

おもちゃは、まったく与えないのではなく、欲しがるたびに買い与えないことが大切なんですよ。

今回は、本当はおもちゃを買いたくないけれど、買うべきか悩んでいるあなたへ。

おもちゃを買わない子育てについてお伝えします。

カハリーのプロフィール

・元保育士、元幼稚園教諭。0~6歳児のさまざまな年齢の子どもの保育を経験

・保育園の立ち上げにたずさわり、主任を担う

・現在は、5歳の男の子と、3歳の女の子を育てる二児の母

この記事の内容

●おもちゃを買わない子育て効果

●おもちゃを買わない実践方法

●おもちゃの必要性と与え方

●「おもちゃ買って!」の解決法

●キャラクター(プリキュア・戦隊もの)おもちゃに対する意見

●キャラクターおもちゃを買わない良い点・悪い点と対応

●すでにあふれているおもちゃの対処法

順をおって、お伝えしますね。

お読みいただければ…

おもちゃを必要以上に買わずにすみ、経済的負担が減ります。

子どもは、物を大切にする心が育ち、環境への配慮が身につきます。

工夫したり表現したりする力もつき、問題解決する能力が高まります。

親子の信頼関係も深まり、社会性を育むこともできます。

カハリー
カハリー

おもちゃを必要以上買わない子育ては、たくさんのポジティブな影響をもたらせてくれます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

  1. おもちゃを買わない家庭の5つの子育て効果
    1. 工夫する力や想像力が身につく
    2. 手先が器用に使えるようになる
    3. 我慢を学べる
    4. 物を大切にできるようになる
    5. 処分や片付けに困らなくてすむ
  2. おもちゃを買わない家庭への5つの子育て実践方法
    1. 欲しいものは一緒に作る
    2. 戸外や自然の中で遊ぶ
    3. 子育て支援センターや児童館などで遊ぶ
    4. 本を読む時間を増やす
    5. レンタルおもちゃを利用する
  3. 本当におもちゃは子どもにとって不必要?与えるときの注意点
    1. 成長に必要なおもちゃもある
    2. おもちゃを与えるときの3つの注意点
      1. 多様な遊びができる質の良いおもちゃにする
      2. 子どもの‟本当に好きなこと”を見極める
      3. 欲しがるたびには買わない
  4. おもちゃを買わない親を試す子の「おもちゃ買って!」の解決法
    1. おもちゃの魅力を聞いて気持ちを受けとめる
    2. 「おもちゃ買って!」といわれない環境にする
  5. キャラクターのおもちゃを買わない意見と買う意見
    1. プリキュアや戦隊もののおもちゃを買わない意見
    2. プリキュアや戦隊もののおもちゃを買う意見
  6. キャラクターのおもちゃを買わない良い点・悪い点と対応
    1. キャラクターのおもちゃを買わない良い点
    2. キャラクターのおもちゃを買わない悪い点
    3. キャラクターのおもちゃを買うべきか悩んでいる場合の対応
  7. すでにおもちゃがあふれている場合の対処法
    1. 親も一緒におもちゃで遊ぶ
    2. 新しいおもちゃを購入すれば古いおもちゃは処分する
    3. 出しておくおもちゃの数を決める
    4. 遊ばなくなったおもちゃはしまうか処分する
  8. おもちゃを買わないで育む力と親子の絆

おもちゃを買わない家庭の5つの子育て効果

つみきのベットにくまのぬいぐるみが寝ている
つみきでくまのぬいぐるみのベットを作って寝かせている

おもちゃを買わない子育てには、5つの効果があります。

1.工夫する力や想像力が身につく

2.手先が器用に使えるようになる

3.我慢を学べる

4.物を大切にできるようになる

5.処分や片付けに困らなくてすむ

※「おもちゃを買わない子育て」といっても、まったく買わないのではありません。ここでの「おもちゃを買わない子育て」とは、「おもちゃを欲しがるたびに買い与えないこと」として、とらえてくださいね。

それでは順を追って、見ていきましょう。

工夫する力や想像力が身につく

新しいおもちゃであれば、使い始めはどのように使うのか試行錯誤します。しかし、遊び方が決まっているおもちゃは、工夫したり想像したりする機会が少なくなるのです。

おもちゃを買わなければ、おもちゃを使わない遊びを見つけることができます。必要であれば、身の回りのもので代用したり、作ったりします。

人生においても、工夫したり、想像したりする力は、

・解決策を見つけ出す力

・新しいアイディアを生み出す力

・変化に対応し、ストレス軽減

へとつながり、大きな役割を果たすでしょう。

手先が器用に使えるようになる

おもちゃでも、知育を目的としたものもあります。知育おもちゃは手先を使うものが多いです。

理由は、

・日常生活で必要な、細かな指先の運動能力を身につけるため(書く、ボタンを留める、食事をするなど)

・手の動きが脳の発達に影響し、認知能力や問題解決能力つながるため

・集中力と忍耐力が身につき、達成すると自信につながるため

です。

購入した、既存のおもちゃでも、指先は使います。

しかし、おもちゃを買わない子育ての方が、夢中になって楽しみながら自分で作り、より効果的です。

我慢を学べる

自我が芽生えてくると、欲求が強くなります。すべては受け入れてもらえないことも知る機会になるでしょう。親が揺らがない気持ちをもって、伝えることも必要です。

●3歳ごろから、我慢する理由を理解できるようになります。

●4歳ごろから、他者の気持ちを理解し、我慢する力が育ちます。

3~4歳になると、我慢する必要を感じて我慢できるようになるため、年齢を目安に伝えると良いでしょう。

しかし、圧をかけて我慢させるのではありません。

目的のために自分で考えて我慢をすることで、得られる力です。

1960~1970年にスタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェルにより、我慢できた子どもは、将来的に学力・健康状態・経済状態が良く、社会的に成功する実験結果も出ています。

▼『マシュマロ・テスト:成功する子・しない子』

ウォルター・ミシェル 著者/柴田裕之 訳

早川書房 2015/5/22発売

価格1212円(税込)

物を大切にできるようになる

子どもは、欲しいおもちゃを、いつでも手に入れることができると、今あるおもちゃにすぐ飽きてしまいます。

次々と欲しいものを、ねだるようになるでしょう。

買ったばかりのものでも、「これ、いらない」と粗末に扱ってしまいます。

せっかく買ったのに…とあなたも悲しい思いをするかもしれません。

しかし、本当に欲しいものだけを与えてもらうと、愛着がわきます。

経済的にも負担が減り物を大切にする心が育つでしょう。

処分や片付けに困らなくてすむ

おもちゃを買わない子育ては、親も子も処分や片付けに困りません。

おもちゃが多いと、子どもが遊びたいものを取り出しにくくなります。

たくさんおもちゃを出しすぎて、子どもだけでは片づけることが困難にもなりかねません。

必要なおもちゃだけで、遊びやすくする環境が、親も手が取られずにすみます。

そのために、おもちゃが多いと処分しなければならなくなります。

お金も時間もムダにしてしまい、貰い手がなければ、ゴミになり環境にもよくありません。

おもちゃを買わない子育ては、ムダを減らすためにも大切でしょう。

おもちゃを買わない家庭への5つの子育て実践方法

おもちゃを買わない家庭への子育て実践方法は、5つあります。

1.欲しいものは一緒に作る

2.戸外や自然の中で遊ぶ

3.子育て支援センターや児童館などで遊ぶ

4.本を読む時間を増やす

5.レンタルおもちゃを利用する

1つずつ、見ていきましょう。

欲しいものは一緒に作る

我が家では、空き箱やトレイを常に置いています。子どもたちが必要な材料を選びながら工作に使っています。

お金をかけることなく、身近な廃材を使って、遊びに必要なものを作ることもできます。

100円均一でも、遊びの材料として、さまざまなものがそろっているため、便利です。

自分で考えたり、動画や書物を見て作ったりするのもよいでしょう。

親子で一緒に作ることで、関係性も高めることができます。

戸外や自然の中で遊ぶ

戸外は、おもちゃがなくても遊ぶことができます。

走ったり、遊具で体を使ったり、虫や草花などに触れたりできます。

戸外ならではの、面白さや楽しさにも出会うでしょう。

身体を動かすことは、運動能力を高め、丈夫な体を作るだけではなく、脳や知的な発達にも良いです。

子育て支援センターや児童館などで遊ぶ

おもちゃを買わなくても、子育て支援センターや児童館へ行くことで

・年齢に合ったおもちゃがたくさん置いてある

・安全性が高く、質の良いおもちゃを置いているところもある(高額で買えないおもちゃでも遊ばせることができる)

・製作や自然体験、記念写真ブースを準備しているところもあり、親も子も楽しむことができる

・他の家族と会ったり、話したりすることもでき、親の安心感やストレス発散にもつながる

・子どもも、他の子とかかわることで、コミュニケーション能力が身につく

子どもだけではなく、親にとっても利点が多いでしょう。

本を読む時間を増やす

本は、図書館を利用することで、場所もお金も使いません。おもちゃを買わない代わりに、本を読む時間を増やすのも良いでしょう。

小さいうちは親が読んであげることで、親子関係が深まります。

本は、想像力がつき、感情が豊かになります。

自然に文字にも触れて、興味がわき、言語能力も身につくでしょう。

レンタルおもちゃを利用する

おもちゃは、レンタルすることもできます。

・成長に合った必要なおもちゃがわからない

・おもちゃの置き場所が限られているから、増やしたくない

・処分や片付けに困っている(困りたくない)

というあなたには、プロが選んだ、成長に合ったおもちゃが定期的交換式で届く、『おもちゃのサブスク』を利用すると良いかもしれませんね。

月齢や年齢に適したおもちゃを与えることは、心身の成長や発達を促すために大切なことです。

レンタルでも、「壊してしまったら…」と心配せず、返却できるようになっているため、安心して利用できますよ。

▼『Cha Cha Cha』(おもちゃのサブスク)

【初月1円】おもちゃ・知育玩具のサブスクやレンタルはCha Cha Cha(ちゃちゃちゃ)
業界最多の公開おもちゃ数500点以上からリクエスト可能なおもちゃ・知育玩具サブスク。有名ブランド商品を数多く品揃え。紛失や破損の弁償は一切なし。ワンタッチ交換で返却の手間いらず。忙しいママ・パパと子供たちの発達を応援します。

本当におもちゃは子どもにとって不必要?与えるときの注意点

成長に必要なおもちゃもある

おもちゃは子どもの遊びを広げ、成長や発達をサポートするために重要な役割をしています。

身近なものや手作りおもちゃも役立ちますが、時には危険が伴います。特に小さな子どもが使うときは、安全かどうかをしっかり確認しましょう。

心配であれば、市販のおもちゃは長年の研究を基に安全性を考えて作られているので安心して使えます。

おもちゃがなくても楽しめる遊びはあります。しかし、成長を促すためにもおもちゃは必要でもあります。

子どもの成長に合わせた適切なタイミングで与えることで、発達を助けることができるでしょう。

おもちゃは「必要」か「不要」か、「買う」か「買わない」にこだわらないことです。必要に応じてうまく活用することが、子どもにとって良い経験となるのです。

おもちゃを与えるときの3つの注意点

部屋におもちゃが散らかっている
部屋におもちゃが散らかっている

おもちゃは、成長を促すためにも、必要に応じて与えることが大切です。しかし、与えるときの注意点が3つあります。

1.多様な遊びができる質の良いおもちゃにする

2.子どもの‟本当に好きなこと”を見極める

3.欲しがるたびには買わない

1つずつ、見ていきますね。

多様な遊びができる質の良いおもちゃにする

おもちゃを買うのであれば、多様な遊びができるか考えてみましょう。

例えば、積み木であれば、高く積んだり、組み立ててお家をつくったり、食べ物としてままごとに使ったり、対象年齢や遊び方が決まっていません。

木でできていると、壊れにくく、質の良いおもちゃは長く使うことができます。

安いを理由で質の悪いおもちゃを買うと、壊れやすかったり、飽きやすかったりして、次々おもちゃを買うことになりかねません。

結果的に、無駄なお金を使い、ケガや親子のもめごとにつながる要因にもなるのです。

子どもの‟本当に好きなこと”を見極める

あなたのお子さんは何をすることが好きですか?

月齢や年齢が小さいと、興味が移りやすく、まだない子もいるかもしれません。でも、子どもが好きなことに気づいたら、背中を押してあげてください。

同じジャンルのものや、買い足しできるものおもちゃで多様な遊びができるおもちゃもよいでしょう。

好きなことが1つでもあると、生きる力になるのです。

欲しがるたびには買わない

子どもが欲しがるたびに買っていると、こどもは欲しいがればいつでも手に入ると学習してしまいます。

物を大切にしなくなり、我を通そうとするようになるでしょう。どこかでは区切りや軸を決めてあげることが、親も子もしんどい思いをせずにすみます。

おもちゃが必要なときに子どもの手に届くよう、親が軸をもって、コントロールしてあげることが必要です。

おもちゃを買わない親を試す子の「おもちゃ買って!」の解決法

あなたがおもちゃを買いたくなくても、子どもがおもちゃを欲しがるときもあるでしょう。

お店で「おもちゃ買って!」とだだをこねられると、周りの目が気になりますよね。

その後のリスクも考え、すぐ解決できる方法として、仕方なくおもちゃを買ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、おもちゃを買わないための解決策として、以下の方法が効果的です。

・おもちゃの魅力を聞いて、気持ちを受けとめる

・「おもちゃ買って!」といわれない環境にする

それでは、具体的に説明します。

おもちゃの魅力を聞いて気持ちを受けとめる

「おもちゃ買って!」と子どもがいうのは、おもちゃを買ってほしい気持ちと同時に、親の共感を求めています。

「買って」といえば、買ってくれるのか、買ってくれないのか、子どもは親を試しているのです。

子どもがおもちゃを欲しがったとき、だだをこねられると買ってしまうこともあるかもしれません。しかし、”だだをこねれば買ってくれる”と学習してしまいます。

だからといって「そんなものはいらない!」「買ってもすぐ飽きちゃうでしょ!」というと、子どもの感情を傷つけてしまうでしょう。

欲しいおもちゃの魅力を聞くことが、子どもの気持ちを受けとめることになるのです。

「なんでこれがほしいと思うの?」

そのおもちゃがほしい理由を、いっぱい聞いてあげてください。

「キラキラしてるところが、かわいいよね」

欲しい理由を、ことばを繰り返して受けとめてあげてください。

プレゼン力や語彙力にもつながり、子どもは受けとめてもらうことで、落ち着きます。

「お誕生日に買おうね」といっても、安心して待てるようになるのです。

「おもちゃ買って!」といわれない環境にする

「おもちゃ買って!」といわれて子どもともめると、親も子を不満やイライラが残ってしまいます。

「おもちゃ買って!」と言われたくないのであれば、はじめからおもちゃがあるところへは行かないようにしましょう。

購入するタイミングも、誕生日やクリスマスなどと、親子で時期やルールを決めておくことも大切です。

今日は買ってもらえる日ではないとわかると、「おもちゃ買って!」とだだをこねることもありません。

キャラクターのおもちゃを買わない意見と買う意見

キャラクターといっても、さまざまなものがあります。ここでは現在放送中のプリキュアと戦隊もののおもちゃの意見をお伝えします。

まずは、ご紹介!

『わんだふるぷりきゅあ!』

■2024年2月4日から、毎週日曜日朝8:30~放送中

かわいらしい犬たちが主役で、日常や冒険を描いています。個性豊かなキャラクターが魅力です。「動物との絆」「動物も人も、みんな友だちになれる!」をテーマにしたストーリーが展開されています。

「爆上戦隊ブンブンジャー」

■2024年3月3日から、毎週日曜日朝9:30~放送中

活気溢れる超能力を持つ若者たちが、宇宙からの脅威に立ち向かうアクションアニメです。チームワークや勇気を重視したストーリーで、ダイナミックなバトルシーンがあります。

プリキュアも戦隊ものも、例年通りであれば、1年でシリーズが変わり、キャラクターも変わります。

それでは、キャラクターのおもちゃを買わない意見と買う意見を見ていきましょう。

プリキュアや戦隊もののおもちゃを買わない意見

プリキュアや戦隊もののおもちゃを買わないのは、以下の親の理由があります。

・一時的なものだから、飽きる

・ 1年で新しいものに変わるから、キリがない

・喜ぶわが子がかわいいし、うれしい。 一度買うと止まらない

・大人もコレクションしてしまう

・ 多様な遊びができない

・ 興味を持つのは、音が出たり、色鮮やかで刺激が強いため反応しているだけ

・そもそもテレビも見せない

・言葉遣いが荒くなるから

・ キャラクターのものが増えるのが嫌

プリキュアや戦隊もののおもちゃを買う意見

プリキュアや戦隊ものを買う親の意見は、以下の通りです。

・古いプリキュアグッズをもっていたとき 流行りのうちに買うか役に立つではなく、楽しくて好きなのであれば良い

・一時的なものだから、欲しがったときに与えることで友だちと楽しめる

・最新のものではなくても、前のシリーズのものを組み合わせて遊ぶこともあり、意外と長く遊べる。 古くなると安くなる

キャラクターのおもちゃを買わない良い点・悪い点と対応

キャラクターのおもちゃを買わない選択をしたとしても、良い点と悪い点があります。

キャラクターのおもちゃを買うべきか悩んでいる場合と対応もお伝えしましょう。

キャラクターのおもちゃを買わない良い点

キャラクターものは、簡単に作られたものでも高価格になります。同じ価格のもので、質の良いおもちゃを買うことができます。同時に、おもちゃの本当の価値がわかるようになります。

他の人と同じでなければならないという概念もなくなります。余計な出費もなくなるでしょう。

アニメではなく、絵本から日常生活に結び付けることができるようになります。絵本での「生きる力」は、戦う必要はなく、強い者が勝つ世界ではありません。

キャラクターのおもちゃを買わない悪い点

子どもがキャラクターのおもちゃが欲しいと言っているのに、買わなかった場合、

・欲求を抑えすぎると、親に隠れてする姿がみられるようになる

・今見られなくても、成長してから反動がある場合もある

・否定することで、自己肯定感も下がる

長く使えるものにしても、気に入らなければ買った意味がありません。 親が与えたいものと、子どもが欲しいものは違います。

キャラクターのおもちゃを買うべきか悩んでいる場合の対応

キャラクターのおもちゃを買いたくないと思っているのであれば、興味を示さない工夫が必要です。違うものに興味を持たせ、選ばせるとよいでしょう。

しかし、友だちの影響を受けることもあります。 絶対買わないのではなく、何事も適度にすることが、親子関係を崩さず、自己肯定感を下げないためにも大切です。親子で本当に好きなものと嫌いなものを表現し合いましょう。

興味がないのであれば、見せなくても、買わなくてもよいです。 いじめられたりハブられたりするのではないかと、心配にもなるでしょう。でも、絵本を読んでいると、想像力が豊かになり、ごっこ遊びに入っていけるのです。

押しつけるのではなく、子どもの意見も尊重して、折り合いをつけましょう。

すでにおもちゃがあふれている場合の対処法

おもちゃを種類分けしてケースに入れている
おもちゃを種類別に分けている

すでにおもちゃがあふれていても、今からできる対処法があります。

・親も一緒におもちゃで遊ぶ

・新しいおもちゃを購入すれば、古いおもちゃは処分する

・出しておくおもちゃの数を決める

・遊ぶなくなったおもちゃは、しまうか処分する

それでは、見ていきましょう。

親も一緒におもちゃで遊ぶ

おもちゃを与えたからといって、一人で遊ばせるのではありません。もちろん1人で黙々と遊ぶこともあるでしょう。しかし、親も一緒に遊ぶことで、

・楽しいおもちゃになり、大切に、長い期間遊ぶ

・発展的な遊びも考えるようになる

・コミュニケーションが身につく

最小限のおもちゃでも、子どもは満足して楽しめるようになるのです。

新しいおもちゃを購入すれば古いおもちゃは処分する

新しいおもちゃを購入すると、家の中がおもちゃであふれてしまいます。遊びにくく、子どもだけでは片づけることができなくなります。あなたもその度に怒ってしまうのも、しんどいですよね。

新しいおもちゃを購入する際には、古いおもちゃは処分しましょう。

人に譲ったり、フリマアプリで売ったり、寄付したりすることで、親子ともに過ごしやすい環境を整えることができます。譲った相手も喜んでくれたり、あなたのお小遣いにもなりますよ。

出しておくおもちゃの数を決める

定期的に使っているおもちゃは出しておき、遊ばなくなったり興味を失ったおもちゃは見えない場所にしまいましょう。

おもちゃの数を決めておくことで、

・おもちゃが増えすぎず片付けもしやすくなる

・たまに、おもちゃを入れ替えることで、子どもに新しい刺激を与えることができる

・以前は遊ばなかったおもちゃに再び興味を持ったり、新しい発見を楽しんだりできる

親が手の届く範囲に出しておくおもちゃの数を管理することは、子どもが集中して遊ぶためにも効果的です。

遊ばなくなったおもちゃはしまうか処分する

子どもが遊ばなくなったり、成長に伴って使わなくなったおもちゃは、放置せずに整理しましょう。

遊ばなくなったおもちゃは一旦しまったり、必要がなくなったら処分するのが理想です。

思い出のある特別なおもちゃは保管してもいいです。将来の思い出として大切にすることもできます。

しかし、全てのおもちゃを保管するわけにはいかないですよね。捨てたり知人にあげたり、フリマやアプリで再利用する方法があります。再利用する場合は、状態を確認してから渡すようにしましょう。

我が家の場合は、子どもと一緒に、「遊ぶもの」「今は遊ばないもの」「もう遊ばないもの」に分けて整理しています。

子どもにとっても大切な思い出が詰まったものがあるかもしれません。処分する前には、必ず子どもと話し合ってくださいね。

子どもの成長に合わせておもちゃを整理し、スペースを有効活用することが大切です。

おもちゃを買わないで育む力と親子の絆

おもちゃは必要以上に買わないことが大切です。

・おもちゃを欲しがるたびに買わないことで、子どもの創造力や工夫する力が向上します。

・限られたおもちゃで遊ぶことを通じて、問題解決能力や自己表現の幅が広がります。

・物を大切にする心や環境への配慮も身につきます。

・親子の時間が増え、コミュニケーションが深まります。

・自我が芽生える時期には、我慢する力や自制力が育ちます。

・本当に欲しいものだけを与えることで、愛着が湧き、大切にします。

・おもちゃのサブスクリプションや手作りのおもちゃを利用することで、費用を抑えつつ成長に合ったおもちゃを提供できます。

遊ばなくなったおもちゃは整理し、フリマアプリで再利用するなどしてスペースを有効活用しましょう。

親子で一緒に遊ぶことで、関係性も深まり、子どもの成長を支えることができます。

「おもちゃは買わない」ではありません。おもちゃは子どもの成長に重要な役割を果たすため、必要に応じて適切なタイミングで用意することが理想的です。

ぜひ、参考にしてみてください。

【カハリー 30代】
元保育士、元幼稚園教諭、元主任。0~6歳のさまざまな子どもの保育を経験。保育園の立ち上げにも携わった。
小学生を相手とする学童保育、体験学習や環境学習、東日本大震災のボランティア活動にもかかわる。
趣味は、細かい作業(裁縫、工作、お弁当作り)、クラシックバレエ歴20年、書道5段・歴12年、コーラス歴7年(結婚式場の聖歌隊の経験あり)、フルマラソン3回完走、自然物好き(多肉植物、草花、昆虫※兄が昆虫博士)、我が子の成長記録を残すこと。
現在は、専業主婦で、男の子と女の子を育てる、2児の母。

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