「ずっと子どもといるの疲れた。息抜きしたい」
「夫(妻)にも息抜きしたいって言いたいけど、言いにくいなあ」
「どんな方法だったら、息抜きできるかな」
ずっと子育てしていると、たまには、息抜きの時間がほしいですよね。
でも、わがままなのかなと思って、我慢してしまいますよね。
限られた時間でも、上手に活用すると、十分に息抜きができます!
今回は、大変な育児疲れから、解放されたいと思っているあなたへ。
息抜きの時間を作る3つの方法と、5つの過ごし方をお伝えします。
●子育ての息抜きする時間をつくる方法3つ
●息抜きの過ごし方は5つ
●子育ては、母親だけがするものではない
●外出することで、リフレッシュできる
●夫婦ともに息抜きの時間がほしいため、交代で息抜きの時間をつくる
息抜きの時間をつくる方法と過ごし方が具体的にわかり、実行することでリフレッシュできます。
息抜きできたことで、育児疲れが解消され、家族と過ごす時間が楽しくなります。
あなたが笑顔でいられる環境が、子どもにとっても良い環境です。ぜひ、自分の時間も大切にしてください。
子育て疲れた!息抜きしたい!時間を作る3つの方法
「あれも、これもしたい」
「あれも、これもしなくちゃ」
と思うことで、家事や育児があなたの負担になります。
息抜きすることで、効率よく進みます。完璧主義をやめて、まずは、やるべきことを優先してみませんか。
家事を時短する
家事の負担が大きいと思っている場合は、便利な電化製品や、サービスなどを利用すると時間にゆとりができます。
我が家も、活用してきました。
1.掃除は、ロボット掃除機を使う
“隅々まできれいに”とはいきませんが、掃除しないよりは良いです。時間がないとき、他のことをしながら、掃除ができて便利です。子どもが小さいうちは、怖がっていましたが、今では楽しそうに追いかけています。
しかし、金額が高いところが難点です。
▼我が家の、ロボット掃除機
Roomba Combo Essential robot 約40000円
2.洗濯は、コインランドリーも利用
コインランドリーも、土日にお出かけをして洗濯物がたまったときに、使うことがあります。タオルは、コインランドリーで乾燥させた方が、ふんわりして、長持ちします。
3.食材は、総菜や冷凍食品、テイクアウトやデリバリーを利用
コロナ禍では、外食を控る傾向がありました。一時期、テイクアウトを利用できる店舗が増えました。私も授乳時期だったのもありますが、それを機に、気兼ねなく、利用できるようになりました。
離乳食の種類もたくさんあります。缶の液体ミルクも5年前から登場しました。
▼アカチャンホンポ
ほほえみ らくらくミルク 200ml
232円(税込)
食べることは、毎日かかせません。調理時間を省くことは、家事の負担や時間を作る上でも必要です。
4.洗い物は減らし、食洗機を使う
テイクアウトもすることによって、洗い物も減らすことができます。
以前、環境保護の仕事に携わっていた私にとっては、心苦しいことでもあります。ゴミを増やしてしまう場合は、分別はきちんとすることを、心がける必要もあります。
家を購入するにあたって、1年半、様々な物件を見てまわりました。新築では、現在の生活スタイルの変化とともに、食洗機が備わっているところが増えました。利用しやすい環境になっています。
5.家事代行サービスを頼む
体調を崩したり、仕事や育児に追われていると、家の中はぐちゃぐちゃですよね。我が家は、子どもがもっと幼いときには、両親に来てもらい、家事をしてもらうこともありました。
しかし、両親の手が借りられない場合は、家事代行サービスを利用するのも一つの手です。
▼家事代行サービスの選び方とおすすめ8社
子どもを預ける
1.夫婦で、交代でみる
夫婦であれば、遠慮せずに息抜きの時間を作りやすいです。半日ずつでも、1時間でも、交代で子どもをみるだけで、自分の時間が、心のゆとりへとつながります。
2.両親に預ける
共働きで、夫または妻の仕事が忙しく、夫婦交代で子どもをみることが難しい家庭もあります。
その場合は、近くに住んでいる両親に預けると良いです。普段から交流があれば、両親も子どもも慣れているので、預けやすいです。
3.休日保育や一時保育、ベビーシッターサービスを利用する
実家が遠く、両親に預けられない家庭もあります。
しかし、他人に我が子を預けるのは、勇気がいることです。
・預けることをあきらめたけれど、怒ってしまうし、テレビばかり見せてしまっている
・預けたら、子どもに寂しい思いをさせてしまう
・子どもを預けてまで、しないといけないことなのか
などと、罪悪感を抱えてしまうこともあります。
預けることに抵抗があり、お互いが我慢しなければならない環境になるのであれば、子どもが寝ている時間を使うのも有効です。
それでも時間が必要な場合は、子どもを預けることも一つの方法かもしれません。
けれども、あなたは、時間がほしいために、単に子どもを預けるのではなく、安心して子どもを預けられる人が必要なのですよね。
スタッフは、親の孤独や不安を理解しています。子どもとのかかわり方もプロです。預けてみると、意外と子どもも楽しめます。親もその後、子どもに、穏やかに接することができるようになりますよ。
▼お住まいのエリアから、ベビーシッターさんを検索
内容、料金、ご利用の流れ、体験談もご覧いただけます。
家事や子育てが大変だと感じたときは一時的に離れる
イライラしていると、子どもの安全に、影響を及ぼす可能性もあります。家事や仕事が忙しく、疲れたり、イライラしているときは、一度、子どもから離れるという選択も必要です。
▼怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」のやり方
子育て中の息抜き何する?具体的な時間の過ごし方5つ
趣味を楽しむ
家事や仕事、育児が忙しく、自分の時間は後回しになりがちです。しかし、趣味の時間は、心を満たしてくれます。
あなたの独身時代の趣味は何でしたか?
私は、ガーデニングやハンドメイドです♪
・お菓子作りや工作など、子どもと一緒にできることもあります。
・隙間時間や、自宅でできることもあります。
・子どもの写真を撮って、振り返ったり、旅行を計画すると、先の楽しみを持つこともできたりします。
食事を楽しむ
・食事は、美味しい食べ物をとることで、ポジティブな気持ちになります。
・栄養をとることで、体の調子が整い、心の安定にもつながります。
・外食をしたり、友人とランチをして話をしたりすることも、
疲労やストレスを軽減してくれます。
お互いの悩みを打ち明けると、自分だけではないと安心します。
話していると元気も出てきます。
買い物を楽しむ
・1人での買い物は、気分転換になります。リラックスしながら、外出を楽しむことができます。
・家にいても、ネットショッピングを利用できます。好きな商品を選ぶことで、楽しみや喜びも得られます。
・自分のご褒美としてほしいものを手に入れると、ストレス発散になります。家事や育児のモチベーションも、上がります。
※必要以上の買い物には、気をつけましょう。
寝る
夜間の授乳があったり、仕事をしていたりすると、生活リズムが崩れ、睡眠不足になりがちです。
体力的にも精神的にも、睡眠はかかせません。
子どもと一緒にお昼寝したり、ちょっと横になったりするだけでも体は休まります。
美容や心身のケアをする
子どもがいるからとあきらめていませんか?
幼い子どもがいると、外出がしんどくて、運動不足にもなりがちです。肩がこるなどの不調をきたしてしまいます。
・1人でお風呂につかったり、温泉でゆっくりすることで、体の疲れがとれやすくなる
・マッサージや整体に行くと、疲れをいやす、体の調子も整えてくれる
・外出ができないときは、マッサージ機などのアイテムを使うのも有効
仕事や家事、育児の気分転換におすすめです。
▼我が家の、筋膜リリースガン 4378円(税込)
子育て中の息抜きに外出していいのか
子育て中のママも息抜きしていい
子育ては、母親だけがするものではありません。時代とともに、「男性は仕事、女性は家庭」と考える人は、減ってはきています。しかし、共働きは増えているものの、内閣府の世論調査によると、4割の人は考えが変わっていません。
「夫は外で働き,妻は家庭を守るべきである」という考え方について,どう考えるか聞いたところ,「賛成」とする者の割合が40.6%(「賛成」8.8%+「どちらかといえば賛成」31.7%),「反対」とする者の割合が54.3%(「どちらかといえば反対」34.8%+「反対」19.5%)となっている。
出典:内閣府 世論調査
私も、その1人でした…
結婚を機に、仕事をやめ、専業主婦をしています。子育てばかりして、辛くなることもありました。けれども、自分が望んで産んだのだから、自分の時間がほしいとか、外出したいと思うのは、わがままだと思って、口にすることはできませんでした。
子どもといる時間は、母親との方が多いため、必然的に子どもも母親を頼ることが多くなります。
・「ママがいい」と泣いて、夫がしようとしても、結局はママがすることになる
・母親の方が、子どもとかかわることが多いため、慣れている。手際がいいし、子どものことを理解していて、すぐに解決できると任される
・子どもに慣れていない父親は、1人で子どもをみることが不安で、母親も預けるのが不安になる
我が家の子育ても、母親が中心でした。
寝るときも、息子が生後3か月から、3歳までは夫だけ別部屋で、お風呂も洗うのは母親。我が子から離れて過ごす時間は、寝ても起きても、全くない生活でした。
息子が寝てから、1人でお風呂に入ることもありました。しかし、夜泣きをするため、短時間ですませました。そんな少しの時間でさえ、私にとっては貴重で、心休まる時間でした。
父親が、子どもとのかかわりが増えたきっかけは、絵本です。
▼ポプラ社 作・絵 原祐朗&バースデイ
『冒険!発見!大迷路』シリーズ 全14冊
月に2回、図書館に通っていました。借りた『大迷路』が3歳の息子にヒット!父親と一緒に見ていると、父と子の日課になりました。寝る前にも読み、それがきっかけで、息子は父親と一緒に寝るようになりました。
父親は、息子とのかかわりが増えたことで、1人で息子を連れて出かけてくれることが増えました。
息子と娘、2人を1人でみることは、まだ不安があるようでした。しかし、私が体の不調で、この1年半、病院に通うことが多く、それをきっかけに、変わりました。
2人を連れて、DVDを借りに行ったり、パン屋やお菓子を買いに行ったり、自分ででき、子どもが喜ぶ方法を見つけてくれました。
はじめは、子どもも母親に甘え、父親もかかわり方がわからず、母親に任せることが多くなります。しかし、父親は、子どもと一緒に遊ぶだけで良いのです。母親の足にしがみついている子どもを、母親から少し離してあげることで、母親の気持ちも楽になります。
次第に、我が子は父親を求め、父親も父としての自信と喜びを得ることができます。母親も育児から解放され、外出も可能となっていきます。
外出してはいけないのではなく、外出できるように、父と子の信頼関係を築いていく必要があるのです。
外出するメリットとデメリット
外出するメリットは…
・太陽の光を浴びることで、リフレッシュできる
・日光浴は、幸せホルモンや日光ホルモンによる、セロトニンやビタミンDの分泌を促す効果がある
・ストレス発散でき、気分が高まる
・好きなこと、楽しいことをすることで、ポジティブになる
息抜きしなければ、疲労感や体調不良につながります。体調を崩すと、やらなければならない家事育児もあり、なかなか体を休めることができません。
ストレスは、免疫力も低下させ、イライラしたり、うつになったりする場合もあります。心の余裕がなく、子どもや夫に冷たくあたってしまいます。
家族関係にも影響するため、外出することは必要です。
外出のデメリットは…
自分以外の人に、子どもをみてもらわなければならないことです。
いつも一緒にいる夫でも、家事や育児に慣れていない家庭もあります。
両親でも、ベビーシッターでも、いつも子どもをみている人でなければ、わからないこともあります。
そのため、外出するためには、事前準備が必要です。
外出するための準備をしておくと安心
せっかく子どもと離れ、外出できても、我が子のことが気になって、気持ち的にゆっくり息抜きできないこともありますよね。
・子どもの身の回りのこと(食事、楽しく遊べるアイテムなど)を準備しておく
・子どもを預ける人に、子どもの様子(食事、排せつ、睡眠、情緒)を伝えておく
・授乳中の赤ちゃんの場合は、授乳方法やタイミングを伝えておく
※母乳育児の場合、外出中、母乳を出さなければ、乳腺炎になることもあります。外出前には、搾乳しておくことをおすすめします。
・子どもにも、母親(父親)の代りにお世話をしてくれる人のことを伝え、心の準備をしてもらう
私も、タンスにどこに何が入っているか、ラベルをつけていました。
幼稚園に行く前の準備物について、メモを書きました。
外出するとき、少しでも安心して預けられるよう、事前準備をしておくことも、必要です。事前準備は、預ける方も、預かる方も心構えができます。子どもにとっても安心して過ごすことにもつながります。
「子育ての息抜きがしたい」と旦那が言う場合
旦那への不満
共働き世帯では、まだ母親の方が家事育児をする割合が大きく、負担が多いです。専業主婦でも、ずっと家事育児をしていると疲れてしまいます。
旦那さんにも、家にいるときは、子どもとかかわってほしいと思う母親は多いです。
しかし、旦那さんは…
・自分中心に考えている
・仕事やプライベートで家にいることが少ない
・父親としての自覚がない
・妻の気持ちを理解していない言動をいう
・してほしいことに気づいて動いてほしいけど、お願いしたこともしてくれない
・すぐ「疲れた」という
このような状態で、旦那さんに「息抜きしたい」といわれると、“私だって息抜きしたい”と思い、母親はイライラしてしまいます。
妻への不満
しかし、旦那さんも仕事をしたあと、家に帰ってからも家事や子育てをしていると、休まるときがありません。
自分の時間がほしいけれど、口にすれば、妻に否定されるし、機嫌が悪くなります。
旦那さんにも息抜きの時間がなくなると、イライラして、夫婦喧嘩を子どもに見せてしまったり、子どもにあたってしまったりすることもあります。
息抜きの時間は、夫も妻も必要です。
夫婦交代で息抜きの時間をつくる
夫婦で、息抜きの時間をつくるためには、お互い許し合える”お互いさま”の気持ちをもつことです。そのため、普段からの会話を大切にし、価値観をすり合わせておくことが必要です。
我が家は、2人目の娘が生まれると、夫は息子に、私は娘についてかかわることが増え、会話が減りました。しかし、いつもご飯は家族みんなで、食べていました。今日あった出来事を話します。
お互いの思いや考えを知り、お互いのことを大切に思えます。
息抜きさせてもらったときの、感謝の気持ちを伝えるることも大切です。私は「ありがとう」とことばで。夫はスイーツやお花を買ってきて、感謝を伝えてくれます。
どんな形でも感謝することで、”お互いさま”の気持ちが芽生えます。夫婦で、交代で息抜きの時間をつくるためには、お互いを尊重しあうことが大切です。
子育て疲れた!息抜きしたい!時間を作る3つの方法と5つの過ごし方
子育ては大変ですが、自分の時間を大切にして、気分転換をすることが大切です。
完璧主義や、母親だから、父親だからと考えず、夫婦でお互いを尊重して、息抜きの時間をつくってみてください。
あなたにあった息抜きが見つかります。
体の状態をみながら、ときにはお金をかけてでも、家事、育児の負担を減らし、息抜きの時間をつくることも必要です。
まずは、お家で簡単にできることから、はじめてみませんか。
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自分を大切にする時間をもつことで、子育てもより一層、力をそそぐことができます。あなたの心と体の健康が、子育てで一番大切です。ママもパパも、がんばりすぎないで、自分の時間を大切にしてくださいね。